要件定義
車両バッテリーの電圧・電流を監視・ロギングし、 Google Driveを経由して複数ユーザーでデータを共有・管理するシステム。 データ収集の目的:
システム構成:
動作モード:
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センサー要件
センサーは以下の項目を計測しなければならない。
なお、センサーはRTCなどにより内部時刻を保持する必要はなく、受信側(中継器またはアプリ)で受信時刻をタイムスタンプとして使用する。 |
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Active Mode時、センサーはBLE 1M/2M PHYを使用し、リアルタイム計測値を高頻度で送信する。 |
Parking Mode時、センサーはBLE Coded PHY (Long Range)を使用し、低頻度(例:12分毎)で送信する。 送信パケットには「現在値」に加え「過去N回分のログ」を含め、 通信パケット欠落時のデータ補完を可能にする。 |
計測データは内部メモリのリングバッファに保持し、未送信時のデータを保全する。 |
中継器要件
中継器はセンサーからのBLE Coded PHYパケットを常時受信し、自宅WiFi経由でGoogle Driveへデータを保存する。
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アプリ要件
Active Mode時、アプリはセンサーからのBLEパケットを受信し、Google Driveへデータを保存する。
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Active Mode時には以下の画面・機能を提供する。
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非機能要件
計測回路の高インピーダンス化およびヒューズ設置により、車両電気系統への悪影響(短絡、暗電流増大)を防止すること。 |
車載環境(温度変化)に耐えうる部品を選定する。特に充電池使用時はNiMH等の安全性の高いものを推奨する。 |
ファームウェア更新は物理接続(SWD/USB等)にて行い、OTA機能は実装しない。 |
デバイスが電池駆動の場合、電池電圧の低下に伴いVDDが変動し、ADC計測値に影響を及ぼす可能性がある。必要に応じて以下の対策を検討すること。
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Parking Mode時、駐車場から中継器設置場所(例:自宅窓の外)まで十分な通信距離を確保すること。 |
電流計測値の精度を確保するため、現在の電流値を「0A(ゼロ点)」として補正し、オフセット値を不揮発性メモリに保存・適用する機能を実装する。 直接到達が困難な場合は、中継器等のアーキテクチャ上の対策を設計段階で検討する。 |